とおし‐うら【通し裏】
着物の肩から裾までの裏地に全部同じ布を用いたもの。
とおし‐かご【通し駕籠】
途中で駕籠の乗り継ぎをせずに目的地まで直行すること。また、その駕籠。
とおし‐がも【通し鴨】
夏になっても北へ飛び立たないで残っている鴨。《季 夏》「暮らすには一人がましか—/一茶」
とおし‐がら【通し柄】
女帯の柄の一。丈(たけ)全体に模様があるもの。
とおし‐きょうげん【通し狂言】
歌舞伎などで、一つの狂言を序幕から大切(おおぎり)まで全幕、またはそれに近い場割りで通して上演すること。また、その狂言。
とおし‐ぎっぷ【通し切符】
1 出発地から目的地まで、異なる路線や異なる交通機関を通して使用することのできる切符。 2 催し物などで、数回または昼夜の興行を通して通用する切符。
とおし‐ぎり【通し錐】
「壺錐(つぼぎり)」に同じ。
とおし‐けん【通し券】
「通し切符」に同じ。
とおし‐げいこ【通し稽古】
演劇・オペラ・バレエなどで、途中で中断することなく、本番どおりに行うけいこ。通常、衣装を着けて行う。ドレスリハーサル。→ゲネプロ
とおし‐だな【通し棚】
⇒通り棚