ぐう【遇】
[常用漢字] [音]グウ(慣) [訓]あう 1 思いがけず出会う。「奇遇・遭遇」 2 よい運にめぐりあう。めぐりあわせ。「境遇・不遇・千載一遇」 3 ある態度で人と接する。もてなす。「厚遇・殊遇...
こう‐ぐう【厚遇】
[名](スル)手厚くもてなすこと。また、地位や給料などで十分な待遇をすること。優遇。「—を受ける」「訪問先で—された」⇔冷遇。
こく‐ぐう【酷遇】
[名](スル)人に対して、むごい扱いをすること。きわめてひどい待遇。
さいけいこく‐たいぐう【最恵国待遇】
通商航海条約や通商協定において、締約国の一方が他方に対し、通商・関税・航海などの事項について最も有利な待遇を与えている第三国よりも不利でない待遇を与えること。MFN(most favored n...
さべつ‐たいぐう【差別待遇】
差別をつけた待遇。特に、正当な理由もなく、他より低く待遇すること。
しゅ‐ぐう【殊遇】
他より特別によい待遇。
しょう‐ぐう【賞遇】
1 よい待遇。 2 かつて刑務所などで、改悛(かいしゅん)の情の認められる受刑者に賞として与えた優遇。面会や信書発送の回数を増やしたり、肌着の自弁や作業の変更を許すことなど。平成17年(2005...
しょ‐ぐう【処遇】
[名](スル)人をある立場から評価して、それに相応した取り扱いをすること。また、その取り扱い方。「経歴に見合った—を受ける」「顧問として—する」 →待遇(たいぐう)[用法]
せつ‐ぐう【接遇】
[名](スル)もてなすこと。応接すること。「人民に対し極て丁寧極て親切なる—に及ぶべき筈の者でござる」〈小川為治・開化問答〉
せんざい‐いちぐう【千載一遇】
《袁宏「三国名臣序賛」から》千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会。「—の好機」