か‐こ【過去】
1 現在より以前の時。過ぎ去った時。昔。「—を振り返る」 2 好ましくない経歴・前歴。「—を清算する」 3 仏語。三世(さんぜ)の一。この世に生まれる前の世。前世。過去世。 4 文法で、ある時点...
かこいんがきょう【過去因果経】
「過去現在因果経」の略。
かこ‐かんりょう【過去完了】
《past perfect》英語・ドイツ語などの文法で、時制の一。過去のある時までの動作・状態の完了・結果・経験・継続などを表す。過去のある時より前の動作・状態が、その時となんらかのかかわりがあ...
かこ‐かんりょう【過去官僚】
《「過去完了」のもじり》官僚出身の政治家を言い表す言葉。政治主導で政策を推し進めるにあたり、官僚経験に裏打ちされた政策立案能力が重用される一方、かつての人脈などから官僚側に取り込まれ、実際には官...
かこかんりょう‐けい【過去完了形】
文法で、過去完了を表す語形や文型。
かこ‐けい【過去形】
1 文法で、過去の動作・状態を表す語形や文型。→過去4 2 (比喩的に)昔の出来事。終わったこと。「かつての名優も今では—で語られる存在だ」
かこげんざいいんがきょう【過去現在因果経】
仏伝を述べた経典。4巻。宋に渡ったインド僧求那跋陀羅(ぐなばつだら)が444〜453年ごろ漢訳。釈迦(しゃか)の自伝の形式で、過去世に善慧仙人として生まれ、普光如来に師事して成仏の予言を受け、そ...
かこ‐しちぶつ【過去七仏】
釈迦と、その以前にこの世に現れたという、毘婆尸(びばし)・尸棄(しき)・毘舎浮(びしゃぶ)・拘留孫(くるそん)・拘那含牟尼(くなごんむに)・迦葉(かしょう)の六仏。
かこ‐しょうりょう【過去精霊】
この世を去った死者の霊。過去幽霊。「いつしか経よみ念仏して、—一仏浄土へ、と回向しけるこそあはれなれ」〈平家・一〇〉
かこ‐ぜ【過去世】
仏語。過ぎ去った世。前世。