わたし‐がね【渡し金】
1 火の上に渡し、食物をあぶるための鉄製の用具。鉄灸(てっきゅう)。 2 耳だらいの上に渡しかけて、おはぐろの道具をのせる真鍮(しんちゅう)の板。
わた‐ゆみ【綿弓】
繰り綿をはじき打って打ち綿にする道具。竹を曲げて弓形にし、弦として古くは牛の筋、のちには鯨の筋を張ったもので、弦をはじいて綿を打つ。唐弓(とうゆみ)。わたうちゆみ。《季 秋》
わっぱ【童】
《「わらわ」の音変化》 1 子供をののしっていう語。また、子供。「道具捜しにまごつく—」〈露伴・五重塔〉 2 年少の奉公人。小僧。「傘を車の輪のように地上に廻して来る—もあれば」〈花袋・田舎教師...
わび‐ちゃ【侘び茶】
茶の湯の一。道具や調度の豪奢(ごうしゃ)を排して、簡素静寂な境地を重んじたもの。村田珠光が始め、武野紹鴎(たけのじょうおう)を経て千利休が大成。
わり‐ぶた【割(り)蓋】
手桶(ておけ)・風呂・下水などの蓋で、2枚以上を並べ合わせて一つの蓋としたもの。また、茶道具の茶入れ・水指(みずさし)などの蓋で、縦に二つに割った形のもの。
ワン‐セット【one set】
ひとまとまりになっているもの。一式。「ゴルフ道具—を贈る」
ワンド【wand】
魔法使いや占い師などが持つ、細い杖(つえ)。また、それに似た形の道具。