あっけしきりたっぷこんぶもり‐こくていこうえん【厚岸霧多布昆布森国定公園】
北海道南東部にある、別寒辺牛湿原・霧多布湿原・厚岸湖などからなる国定公園。太平洋に面する海岸には、大規模な海食崖がつづく。令和3年(2021)指定。
あっけし‐こ【厚岸湖】
北海道南東部にある海跡湖(かいせきこ)。砂嘴(さし)の発達によって厚岸湾の一部が湖となった。周囲25キロメートル、面積32.3平方キロメートル。最大深度11メートル。カキ漁業が行われる。湖畔には...
あっけし‐わん【厚岸湾】
北海道南東部にある湾。砂嘴(さし)の発達によって厚岸湖をつくる。湾入り口の大黒島は海鳥の繁殖地。
いそ‐しじみ【磯蜆】
シオサザナミガイ科の二枚貝。内湾の砂泥底にすむ。貝殻はシジミに似て殻径約5センチ。北海道南部から南に分布。
いたや‐がい【板屋貝】
イタヤガイ科の二枚貝。浅海の細砂底にすむ。貝殻はホタテガイに似て、殻長12センチくらい。右の殻は半球形にふくらみ、左はほぼ平ら。殻表に8〜10本の放射状の肋(ろく)がある。北海道南部から南に分布...
いぶり【胆振】
北海道の旧国名。北海道南西部にあたり、現在の胆振総合振興局と後志(しりべし)・渡島(おしま)・石狩・上川(かみかわ)各総合振興局・振興局の一部を含む。
北海道中南部の総合振興局。局所在地は室...
いわ‐がに【岩蟹】
イワガニ科のカニ。甲幅3センチくらいで、紫黒色の地に緑色の縞(しま)がある。北海道南部から南の岩礁に分布。あぶらがに。十脚目イワガニ科にはモクズガニ・イソガニ・アカテガニなども含まれる。
うす‐ざん【有珠山】
北海道南西部、内浦湾に面する二重式活火山。最高峰の大有珠は標高733メートル。洞爺(とうや)カルデラの外輪山上にできたもので、明治新山・昭和新山などの寄生火山があり、昭和52年(1977)の大噴...
うす‐めばる【薄眼張】
フサカサゴ科の海水魚。全長約30センチ。体色は淡赤色で、背側面に5本の褐色帯がある。北海道南部から、太平洋側では房総半島、日本海側では朝鮮半島南部まで分布。オキメバルの名で売られている。
うちうら‐わん【内浦湾】
北海道南西部、渡島(おしま)半島の東側にある湾。湾口に室蘭港がある。噴火湾。