せんたく‐どくせい【選択毒性】
特定の生物だけに著しく作用する毒性。医療分野における特定の病原菌に作用する抗生物質や化学療法剤のほか、人体への毒性が低く、昆虫や雑草などに作用する殺虫剤や農薬に利用される。
せんたく‐ほう【選択法】
育種法の一。在来種の突然変異によって現れた遺伝形質を繰り返し選択し、優良品種を育成する方法。淘汰(とうた)法。
せんたく‐むけいみんぞくぶんかざい【選択無形民俗文化財】
文化庁長官が選択する「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」の通称。重要無形文化財には指定されていないが、芸能・工芸技術などの記録や公開が必要であるとして、国が記録を作成したり、助成を行ったりす...
せんたくむごん‐しょう【選択無言症】
⇒場面緘黙症
せん‐ちゃく【選択】
仏語。一定の立場のもとに不要なものを捨て、必要なもの、正しいものを選び取ること。 [補説]浄土宗では「せんちゃく」、真宗では「せんじゃく」と読む。
せんじゃくしゅう【選択集】
⇒せんちゃくしゅう(選択集)
せんちゃくしゅう【選択集】
「選択本願念仏集(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)」の略。
せんちゃく‐ほんがん【選択本願】
仏語。阿弥陀仏が法蔵菩薩(ぼさつ)であったとき、諸仏の立てた誓いの中から最もすぐれたものとして選び取った四十八の誓願。特に、その第十八願の誓願。
せんちゃくほんがんねんぶつしゅう【選択本願念仏集】
鎌倉時代の仏教書。浄土宗の根本聖典。2巻。法然著。建久9年(1198)完成。関白九条兼実の要望により、往生の業因は念仏を本となす旨を説いた書。