いでん‐し【遺伝子】
1 遺伝形質を規定する因子。本体はふつうDNA(デオキシリボ核酸)で、染色体上のある長さをもつ特定の区画をいう。遺伝因子。ゲン。ジーン。 2 「DNA2」に同じ。「名人と呼ばれた先代の—を受け継ぐ」
キラー【killer】
1 殺人者。殺し屋。 2 魅力で相手を悩殺する人。「マダム—」 3 野球で、特定の相手を抑える投手。あるいは打ち込む打者。「左投手—」 4 ゾウリムシや酵母で、毒素を出して同じ培養中の他系統のも...
けいしつ‐てんかん【形質転換】
ある系統の細菌から抽出したDNAを、他の系統の細菌の培養液中に加えて取り込ませると、取り込んだ細菌の遺伝形質が供与菌のほうの形質に変化する現象。
けいしつ‐どうにゅう【形質導入】
ある系統の細菌の遺伝形質の一部がバクテリオファージによって他の系統の菌に運び込まれる現象。
さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】
染色体の構造や数の変化などと遺伝形質との関連性から遺伝の機構を研究する学問。
せんたく‐ほう【選択法】
育種法の一。在来種の突然変異によって現れた遺伝形質を繰り返し選択し、優良品種を育成する方法。淘汰(とうた)法。
ディーエヌエー‐マーカー【DNAマーカー】
ある特定の遺伝形質に対応し、その目印となるDNA配列。品種改良において望ましい形質が継承されているかを調べるDNAマーカー育種や、DNA鑑定に利用される。遺伝マーカー。遺伝子マーカー。
パンゲネシス【pangenesis】
微小粒子により遺伝形質が伝わるという遺伝学説。C=ダーウィンによる仮説。パンゲン説。
ひんしゅ‐かいりょう【品種改良】
農作物や家畜の品種の遺伝形質を、交雑・突然変異などの方法で改良し、より有用な新しい品種を作り出すこと。
ミューテーション【mutation】
突然変異。生物の遺伝形質が親の形質と異なって現れること。