ばっせん‐ざい【抜染剤】
抜染に使用する色抜き用の薬剤。酸化抜染剤・還元抜染剤などがある。
パラ‐ベンゾキノン【para-benzoquinone】
ベンゾキノンの異性体の一つ。代表的なキノン。刺激臭をもつ黄色の固体で、石油エーテルやアルカリ水溶液に溶け、水に溶けにくい。容易に還元され、ヒドロキノンになる。p-ベンゾキノン。→オルトベンゾキノン
ひかり‐かんげん【光還元】
光化学反応によって物質が還元される現象。緑色植物の光合成の一過程で、二酸化炭素の光還元が行われる。⇔光酸化。
ひかり‐さんか【光酸化】
光化学反応によって物質が酸化する現象。油脂含有食品などの品質低下の原因となる。また、酸化チタンの強い酸化力を生かし、防菌などに利用される。⇔光還元。
ひかんげん‐とう【非還元糖】
分子内にアルデヒド基やケトン基をもたず、還元性を示さない糖類。蔗糖・トレハロースなど。→還元糖
ひとくち‐オーナーせいど【一口オーナー制度】
事業を行うにあたって一般から広く比較的少額の資金を集める方式。出資に対して農林漁業産物など現物で還元する場合もある。
ヒドラジン【hydrazine】
窒素2原子と水素4原子から成る無色の液体。空気中で強く発煙する。有毒。還元剤・ロケット燃料などに用いられる。
ヒドロキノン【hydroquinone】
キノンを亜硫酸で還元して得られる無色の結晶。還元性が強く、写真現像剤や分析試薬などに用いられる。化学式C6H4(OH)2 ハイドロキノン。
ひょうはく‐ざい【漂白剤】
漂白に使用する薬剤。酸化・還元を利用して色素を分解・変化させるさらし粉・亜硫酸・オゾンなどと、蛍光漂白剤がある。
ビタミン‐シー【ビタミンC】
水溶性ビタミンの一。新鮮な野菜・果物や緑茶などに含まれ、熱に弱く、すぐ分解してしまう。強い還元作用があり、体内の酸化還元反応に関与する。欠乏すると壊血病を起こす。アスコルビン酸。