おお‐ろうか【大廊下】
江戸城本丸内の大名の詰め所の一。上の部屋には御三家・御三卿、下の部屋には前田・島津などの大名が詰めた。
おき‐だたみ【置(き)畳】
部屋全体に敷き詰めるのではなく、板張りの床の上に部分的に置いて使う畳。
おき‐どこ【置(き)床】
床の間の床板のように作った台で、移動できるもの。狭い部屋などで、床の間代わりに使う。
おき‐ふし【起(き)伏し/起き臥し】
[名](スル)起きたり寝たりすること。また、日常の生活。「一人では—もままならない」「同じ部屋に—する」 [副]寝てもさめても。いつも。「—息子の行く末を案じる」
おく【奥】
1 入り口・表から中のほうへ深く入った所。「洞窟の—」「引き出しの—を探す」 2 ㋐家屋の、入り口から内へ深く入った所。家族が起居する部屋。また、奥座敷。「主人は—にいます」「客を—へ通す」...
おく【屋】
[音]オク(ヲク)(呉)(漢) [訓]や [学習漢字]3年 〈オク〉 1 住まい。いえ。「屋外・屋内/家屋・社屋・書屋・廃屋・茅屋(ぼうおく)・陋屋(ろうおく)」 2 やね。「屋上」 〈や〉...
おく‐の‐ま【奥の間】
家の奥のほうにある部屋。
おく‐ま・る【奥まる】
[動ラ五(四)] 1 奥のほうに位置する。奥深い所にある。「—・った部屋」 2 ㋐内気である。引っ込みがちである。「古めかしう—・りたる身なれば」〈和泉式部日記〉 ㋑趣深く、上品である。奥ゆかし...
おし‐こ・める【押(し)込める】
[動マ下一][文]おしこ・む[マ下二] 1 押して、中のほうへ入れる。無理に入れる。押し込む。「がらくたを物置に—・める」 2 閉じ込めて外へ出さない。監禁する。「奥の部屋に—・める」 3 心に...
おち‐ま【落(ち)間】
1 他の部屋よりも床が一段低い部屋。おちくぼ。「長四畳の—にでも、肩身の狭い日々をくすぶっているとしたら」〈嘉村・秋立つまで〉 2 京阪地方の歌舞伎劇場で、平土間のこと。