かき‐の‐たみ【部曲/民部】
⇒かきべ
かき‐べ【部曲/民部】
律令制以前における豪族の私有民。それぞれ職業を持ち、蘇我部・大伴部のように主家の名を上に付けてよばれた。大化の改新後は廃止され、特に天武朝後は公民となった。かき。かきのたみ。→部(べ) →部民(...
ぶ‐きょく【部曲】
⇒かきべ(部曲)
ことり【部領】
《「事(こと)執り」の意からという》 1 一団の長。集団の統率者。特に、人・物などを宰領して輸送する者。その責任者。部領使(ことりづかい)。ぶりょう。「粟田細目臣(あはたのほそめのおみ)を前(さ...
ことり‐づかい【部領使】
1 「部領(ことり)1」に同じ。 2 防人(さきもり)の交替にあたり、東国の防人を筑紫まで引率する使い。防人部領使。「防人—遠江国の史生(ししゃう)坂本朝臣人上」〈万・四三二七・左注〉 3 相撲...
ぶ【部】
[名] 1 物事をいくつかに区分した、その一区分。「昼の—」「上(じょう)の—」 2 著作などをいくつかに区分した、その一区分。「春の—」「三—作」 3 官庁や会社などの業務組織の区分の一。一...
ぶ【部】
[音]ブ(呉) [訓]べ [学習漢字]3年 〈ブ〉 1 全体をいくつかの範囲に分けたうちの一つ。「部位・部品・部分/一部・下部・外部・各部・患部・局部・後部・細部・市部・上部・深部・全部・東部...
ぶ‐あつ・い【分厚い/部厚い】
[形][文]ぶあつ・し[ク]厚みがかなりある。厚い感じがする。「—・い札束」「—・い本」 [派生]ぶあつさ[名]
ぶ‐い【部位】
全体の中である位置を占める部分。「身体の各—」
ぶい‐ころがし【部位転がし】
公的医療保険における療養費の不正請求の手口。柔道整復師が、同じ患者に対して、治療部位を次々と変えて保険対象外の施術を繰り返し、これを支給対象となる症状に対するものと偽って、保険者に請求する行為をいう。