べん‐えき【便益】
便宜と利益。都合がよく利益のあること。「土地利用の—を与える」
べん‐ぎ【便宜】
1 ある目的や必要なものにとって好都合なこと。便利がよいこと。「資金調達の—を得る」 2 特別なはからい。そのときに適したやり方。「—をはかる」「—上、代行を置く」 3 音信。たより。「娘方より...
べんぎ‐しゅぎ【便宜主義】
根本的な処置を考えないで、その時の都合によって物事を処理する態度。御都合主義。
べんぎ‐てき【便宜的】
[形動]その場の都合がよいようにとりあえず物事を処理するさま。間に合わせ。「—な処置をとる」「—手段」
べん‐り【便利】
[名・形動] 1 目的を果たすのに都合のよいこと。あることをするのに重宝で、役に立つこと。また、そのさま。「生活するのに—な所」「—な調理器具」「地下鉄ができて—になった」 2 あることをする都...
ほう‐し【放氏】
不都合なことを行った氏人(うじびと)を、その所属する氏から追放し、氏人としての資格を奪うこと。平安末期から中世にかけて、藤原氏の氏寺の興福寺がたびたび行った。
ほう‐べん【方便】
[名・形動] 1 《(梵)upāyaの訳。近づく意》仏語。人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。 2 ある目的を達するための便宜上の手段。「うそも—」 3 (多く「御方便」の形で)都合...
ほうむ・る【葬る】
[動ラ五(四)]《「ほうぶる」の音変化》 1 死体・遺骨を墓所に納める。埋葬する。「ねんごろに—・る」 2 不都合なことなどを、世間に知られないように隠してしまう。「真相を闇から闇に—・る」 3...
ほど‐よ・い【程好い】
[形][文]ほどよ・し[ク]ちょうどよい程度である。また、都合がよい。「—・い味つけ」「—・くその場に行きあわせる」
ホワイトウオッシュ【whitewash】
1 うわべだけをとりつくろうこと。欠点や都合の悪い部分を隠して、体裁をよくすること。ホワイトウオッシング。 2 映画・演劇などで、原作やオリジナル作品では有色人種の役柄を、新たに制作する際に白人...