あか‐ざけ【赤酒】
灰持酒(あくもちざけ)の一。腐敗を防ぐため、発酵後、しぼる前に灰汁(あく)を加えてつくる赤い酒。甘みが強く、祝い事の酒や屠蘇(とそ)として飲むほか、調味料にする。熊本県の特産。灰酒(あくざけ)。
あか‐ぶどうしゅ【赤葡萄酒】
皮の色の濃いブドウを果皮・種子ごとつぶして発酵させてつくった、赤色で酸味と渋みのある葡萄酒。赤ワイン。バンルージュ。→白葡萄酒 →ロゼ
あく‐ざけ【灰酒】
⇒赤酒(あかざけ)
あく‐しゅ【悪酒】
品質の劣る酒。味の悪い酒。
あくまのびしゅ【悪魔の美酒】
⇒悪魔の霊液
あくまのれいえき【悪魔の霊液】
《原題、(ドイツ)Die Elixiere des Teufels》ホフマンの小説。第1巻は1615年、第2巻は1816年刊。英国の作家ルイスのゴシック小説「マンク」の影響がみられる。悪魔の美酒...
あくもち‐ざけ【灰持(ち)酒/灰汁持(ち)酒】
発酵したもろみに灰を混ぜて造る日本酒。熊本特産の赤酒(あかざけ)などがある。→赤酒
あさ‐ざけ【朝酒】
朝から酒を飲むこと。また、その酒。「—は門田(かどた)を売っても飲め」
あま‐ざけ【甘酒/醴】
白米の固めのかゆに米こうじをまぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。もと、神事用につくられ、一夜酒(ひとよざけ)・醴酒(こさけ)ともいう。また、酒かすを湯に溶かして甘みをつけた飲み物。《季 夏》「—を...
あまの‐ざけ【天野酒】
天野山金剛寺でつくられた酒。中世以降品質のよいことで有名だったが、明暦年間(1655〜1658)に製造を中止。昭和46年(1971)に地元の酒造業者が復活させた。