すい‐きょう【酔興/粋興】
[名・形動] 1 「酔狂1」に同じ。「人間は何の—でこんな腐ったものを飲むのかわからないが」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 (酔興)酒に酔って楽しみ興じること。
すい‐きょう【酔郷】
《王績「酔郷記」から》酒を飲んだときの心地よい気分を別天地にたとえた語。
すい‐ぎん【酔吟】
[名](スル)酒に酔って詩歌を吟じること。
スイシエ【酔蟹】
《(中国語)》中国料理の一。加熱しないシャンハイガニを老酒(ラオチュー)に漬けたもの。よっぱらいがに。
すい‐じん【酔人】
酒に酔った人。酔客。
すいせい‐むし【酔生夢死】
《「程子語録」から》酒に酔ったような、また夢を見ているような心地で、なすところもなくぼんやりと一生を終わること。
すいせん‐のう【酔仙翁/水仙翁】
ナデシコ科の越年草または多年草。高さ30〜90センチ。葉や茎に白い綿毛が密生する。夏から秋にかけて、紅・淡紅・白色などの5弁花を開く。ヨーロッパの原産で、花壇などに植える。フランネルそう。
すい‐ぞう【酔象】
1 酒に酔った象。転じて、凶暴なもの。 2 中将棋などで用いられる駒の一。成ると「太子(たいし)」と称して王将と同格になる。
すい‐たい【酔態】
酒に酔っぱらった姿。「とんだ—を演じる」
すい‐ひつ【酔筆】
酒に酔って書画をかくこと。また、その書いたもの。