里芋（さといも）とは？意味・読み方・使い方

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さと‐いも【里芋】
の解説

サトイモ科の多年草。茎はほとんど伸びず、葉は高さ約1メートルの柄をもち、大きい卵円形。夏にまれに花が咲き、淡黄色の細長い仏炎苞 (ぶつえんほう) で包まれた雄花と雌花をつける。球茎と葉柄を食用にする。熱帯アジアの原産で、栽培され多くの品種がある。いえのいも。はたけいも。たいも。

[補説]サトイモ科の単子葉植物にはサトイモ・コンニャク・ミズバショウなど約3000種があり、主に熱帯地域に分布。花は花軸が多肉質となり、柄のない花が多数密生した肉穂花序 (にくすいかじょ) で、仏炎苞 (ぶつえんほう) に包まれる。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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里芋の例文(8)

出典：青空文庫

･･･小松菜、独活、蓮根、里芋、林檎、蜜柑の類が堆く店に積み上げてある･･･芥川竜之介「葱」
･･･の野菜の中でも新物の里芋なぞが出る頃で、おげんはあの里芋をうまく･･･島崎藤村「ある女の生涯」
･･･のなかにいれ、それを里芋に似た短い棒でもって懸命にかきまわしてい･･･太宰治「彼は昔の彼ならず」

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