くに‐さと【国里】
1 国と里。国または里。「あたり近き—までも、いよいよいそほを貴みあへりけり」〈仮・伊曽保・上〉 2 生まれ故郷。郷里。「おことの—はいづくの人ぞ」〈謡・桜川〉
くりはま【久里浜】
神奈川県横須賀市の地名。浦賀水道に面し、嘉永6年(1853)のペリー上陸の地。
クリム‐ハンこく【クリムハン国】
1426年ころ、クリムを中心に成立したモンゴル系のハン国。キプチャクハン国の始祖バトゥの弟の子孫が建設。15世紀後半にオスマン帝国の属国となり、1783年ロシア帝国に滅ぼされた。哥里米汗国。クリ...
くり‐ようじ【久里洋二】
[1928〜2024]漫画家・アニメーション作家。福井の生まれ。本名、栗原英夫。横山泰三らに師事し、斬新なタッチの漫画で話題を呼んだ。アニメーションでは次々に実験的な手法を繰り出し、国際的に高い...
車(くるま)は三寸(さんずん)の轄(くさび)を以(もっ)て千里(せんり)を駆(か)く
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》小さなものでも大きな役割を果たすことができることのたとえ。
けり【鳧/計里】
チドリ科の鳥。全長約36センチ。頭から背は灰褐色、腹部は白く、胸に黒色の線がある。本州北部と近畿地方の草原や田畑で繁殖。ケリリ、キリリイと鳴く。《季 夏》「—の子の浅田にわたる夕かな/暁台」
こ‐いまり【古伊万里】
初期の伊万里焼。寛永(1624〜1644)中ごろから元禄(1688〜1704)前後にかけてのもの。
こくぐんり‐せい【国郡里制】
律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2里以上20里以下を郡とし、里は画一的に50戸を1里とした。→郷里制(ごうりせい)
こそこそ三里(さんり)
こそこそ話でも遠くまで伝わること。秘密は漏れやすいことのたとえ。
ごうり‐せい【郷里制】
律令制下の地方行政組織。大化の改新で国・郡・里を設け、50戸を1里として里長一人を置いたが、霊亀元年(715)里を郷とし、郷をさらに細分して2、3の里を設けて郷長・里正を置き、国・郡・郷・里の四...