あい‐ちょう【愛重】
[名](スル)愛して大事にすること。「天道を敬畏するの心と人類を—するの心と」〈中村訳・西国立志編〉
あべ‐かずしげ【阿部和重】
[1968〜 ]小説家。山形の生まれ。映画監督を目指し上京、自主映画製作のかたわら小説を書き始める。「グランド・フィナーレ」で芥川賞受賞。他に「アメリカの夜」「ABC戦争」「無情の世界」など。
あらき‐むらしげ【荒木村重】
[?〜1586]安土桃山時代の武将・茶人。摂津の人。織田信長に従ったが、背いて地位を失った。のち、道薫(どうくん)と号し、茶道に専念。茶人として豊臣秀吉に仕えた。利休高弟七人の一。
あんどう‐ひろしげ【安藤広重】
⇒歌川広重(うたがわひろしげ)
いお‐え【五百重】
いくえにも重なっていること。「白雲の—に隠り遠くとも夕(よひ)去らず見む妹があたりは」〈万・二〇二六〉
いく‐え【幾重】
何枚も重なっていること。いくつかの重なり。「雲が—もかかる」「—も人垣ができる」
いたくら‐かつしげ【板倉勝重】
[1545〜1624]江戸初期の幕臣。徳川家康に信任され、駿府(すんぷ)町奉行・江戸町奉行・関東郡代・京都町奉行・京都所司代を歴任。
いつ‐え【五重】
1 衣などを5枚重ねること。また、そのもの。「赤色に桜の—の衣」〈枕・二七八〉 2 「五重の扇」の略。
いつつ‐がさね【五つ重ね/五つ襲】
「五つ衣(ぎぬ)」に同じ。
いれこ‐じゅう【入れ子重】
入れ子1になっている一組の重箱。