や‐じょう【野乗】
「野史」に同じ。「彼の拙劣なる—を読み」〈逍遥・小説神髄〉
や‐じょう【野情】
自然のままの趣。田舎の風情。野趣。また、無風流な心。「吝嗇(りんしょく)—の人なりとて、爪(つま)はじきをして」〈読・雨月・貧福論〉
やじ・る【野次る/弥次る】
[動ラ五(四)]《名詞「野次」の動詞化》他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく—・る」 [可能]やじれる
野次(やじ)を飛(と)ば・す
やじる。「相手チームに—・す」
や‐じん【野人】
1 田舎に住む人。田舎者。「田夫—」 2 粗野な人。また、無粋な人。 3 在野の人。
野人(やじん)暦日(れきじつ)なし
田舎に住み、自然を楽しむ人は、月日がたつのも知らずに過ごしてしまう。
やす【野洲】
滋賀県中南部、野洲川が琵琶湖に注ぐ下流北岸にある市。近江(おうみ)富士と呼ばれる三上山がある。平成16年(2004)中主(ちゅうず)町、野洲町が合併して成立。人口5.0万(2010)。
やす‐がわ【野洲川】
滋賀県南東部、鈴鹿山脈の御在所山に源を発し、ほぼ西流して琵琶湖に注ぐ川。長さ61キロ。下流は三角州を形成し、放水路がある。
やす‐ざらし【野洲晒し】
滋賀県野洲地方から産出する晒し麻布。近江(おうみ)晒し。
やす‐し【野洲市】
⇒野洲