こんごう‐けつ【金剛橛】
護摩壇(ごまだん)の四隅に立てる柱。
こんごう‐けんご【金剛堅固】
堅固で、いかなるものをも破りうる徳があること。また、いかなるものにも壊されない徳があること。
こんごう‐こうたく【金剛光沢】
ダイヤモンドのように屈折率の高い透明な鉱物にみられる光沢。ダイヤモンド光沢。
こんごう‐さく【金剛柵】
寺院の仁王門(におうもん)の前面、または周囲の腰部に設ける格子状の柵。格子の頭部の形が金剛杵(しょ)に似ているのでいう。金剛垣。
こんごう‐さく【金剛索】
不動明王や降三世明王などが左手に持っている綱。衆生(しゅじょう)をとらえて済度(さいど)することを象徴する。
こんごう‐さくせいき【金剛鑿井機】
先端に金剛石をつけた、井戸などを掘る機械。
こんごう‐さった【金剛薩埵】
大日如来と衆生とを結ぶ役目を果たす菩薩。真言密教の第二祖とされ、像は右手に五鈷杵(ごこしょ)、左手に五鈷鈴を持つ姿に表される。
こんごう‐さん【金剛山】
大阪府と奈良県の境にある山で、金剛山地の主峰。標高1125メートル。山頂に金剛山転法輪寺、西麓(せいろく)に千早城(ちはやじょう)跡がある。 朝鮮民主主義人民共和国南東部の山。太白山脈の主峰...
こんごう‐さん【金剛鑽】
⇒金剛砂(しゃ)
こんごう‐さんち【金剛山地】
大阪府と奈良県の境にある山地。南北約20キロメートル、東西約5キロメートル。標高400〜1100メートルの山が連なる。主峰は金剛山。大阪府側の西はゆるやかな傾斜で、奈良県側の東は急斜面。北は生駒...