おこし‐がね【起(こ)し金】
鮑(あわび)などを岩からはがすために用いる鉄製の漁具。海女金(あまがね)。
おてもと‐きん【御手元金】
1 高貴な人の手元にある金銭。 2 天皇および皇族の私有財産である金銭。毎年度、国庫から内廷費として支出される金銭をいう。宮内庁の経理に属する公金とは別の扱いとなる。
おと‐がね【音金】
弓の末弭(うらはず)のほうの弓弦(ゆづる)の中に包み込んである銅、または鉛。矢を射るとき、よく響くようにしたもの。
おび‐がね【帯金】
1 容器などに巻き付ける帯状の金具。「ビヤ樽の—」 2 刀を帯に結びつける緒を通すために、鞘(さや)につけてある鐶(かん)。 3 女帯を結ぶとき、左右を結ぶ代わりに、重ね合わせて挟み留めるのに用...
おろし‐がね【下ろし金/卸し金】
大根・しょうが・わさび・山芋などをすり下ろす器具。金属・陶器などの板に、多くの小突起をつけたもの。
おん‐きん【恩金】
人の情けで貸してもらった金。また、めぐんでもらった金。
かいかけ‐きん【買掛金】
商品買い掛けの代金。仕入代金の帳簿上の未払額。⇔売掛金。
かいがいけいざいきょうりょく‐ききん【海外経済協力基金】
開発途上国の経済開発資金を供給するために設置された融資機関。また、その基金。全額政府出資の資本金と借入金を資金とした。昭和36年(1961)設立、平成11年(1999)国際協力銀行に業務を引き継...
かい‐きん【塊金】
砂金と一緒にとれる大きな金のかたまり。
かいけつ‐きん【解決金】
争いごとを解決するために当事者間で授受される金銭。 [補説]和解金・示談金とほぼ同義だが、責任や義務の有無を明確にすることなく、速やかに事案を終結させたい場合などにこの語が用いられる。