しん‐せん【針線/鍼線】
1 はりといと。また、針仕事。裁縫。 2 はりがね。
しん‐みょう【針妙】
1 宮廷女房の私室にいて、主に裁縫をする上級の女中。「なま—の、衣盗みて小袖になして着たる」〈無名抄〉 2 一般の家庭や寺院で、裁縫をさせるために雇う女。寺院では女人禁制であったので、この名目で...
しん‐よう【針葉】
細く、先のとがった針状の葉。
しんよう‐じゅ【針葉樹】
針葉をつける樹木。裸子植物のマツ・スギ・ヒノキ・イチイなど。⇔広葉樹。
しんようじゅ‐りん【針葉樹林】
針葉樹が優占種となっている森林。主に北半球に分布。トウヒ・シラビソ・トドマツなどが多い。
しん‐ろ【針路】
1 《羅針盤で進行方向を知るところから》船舶・航空機などの進む方向。コース。「南に—をとる」「—を外れる」 2 目ざす方向。進路。「党の—」
はり【針】
1 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。 2 形や用途が1に似ているもの。 ㋐サ...
はりあな‐しゃしんき【針穴写真機/針孔写真機】
⇒ピンホールカメラ
はり‐い【針藺】
カヤツリグサ科の一年草。田や湿地に群生し、高さ8〜18センチ。茎は細く、葉はない。夏から秋、卵形から楕円形の淡紫褐色の小さい穂をつける。
はり‐いか【針烏賊】
1 コウイカの別名。 2 コウイカ科のイカ。外套長8センチくらいでコウイカに似るが、石灰質の甲は薄い。東京湾以西に産し、食用。