いっぽん‐どっこ【一本独鈷】
仏具の独鈷に似た文様をひと筋織り出した博多織。男帯に用いられる。
こ【鈷】
仏具の一。修法(ずほう)などのとき、煩悩(ぼんのう)を打ち砕き、悪魔を払う意味で手に持つ。→金剛杵(こんごうしょ)
ご‐こ【五鈷/五股】
⇒五鈷杵(ごこしょ)
さん‐こ【三鈷】
金剛杵(こんごうしょ)の一。金属製で杵(きね)の形をし、両端が三つに分かれているもの。三鈷杵(さんこしょ)。
とく‐こ【独鈷】
⇒とっこ(独鈷)
とっ‐こ【独鈷/独古/独股】
《「どっこ」とも》 1 密教で用いる法具、金剛杵(こんごうしょ)の一種。鉄製または銅製で、両端がとがった短い棒状のもの。独鈷杵(とっこしょ)。とこ。 2 縦に1に模した形を連ねて、縞状に織り出し...
ひぎょう‐の‐さんこ【飛行の三鈷】
空海が、唐から密教弘通(ぐずう)の霊地を求めて投げたところ、高野山に落ちたと伝えられる、三鈷の金剛杵(こんごうしょ)。