トゥーソン【Tucson】
米国アリゾナ州南東部の都市。17世紀末にスペイン人がキリスト教伝道の拠点として建設。1880年に鉄道が通じて発展した。周辺は農牧地帯が広がり、銀・銅を産する鉱山がある。温暖な気候と砂漠の景観で知...
トケパラ‐どうざん【トケパラ銅山】
《Mina de Toquepala》ペルー南部、タクナ県にある銅山。標高3200メートルに位置する。大規模な露天掘りが行われ、銅のほかモリブデン・銀などを産する。トケパラ鉱山。
とし‐こうざん【都市鉱山】
家電製品などに使われているレアメタル(希少金属)など有用な物質を再生可能な資源と見なし、それが廃棄されて集まる場所を都市の中の鉱山に見立てたもの。天然資源に乏しい日本にとっては重要なリサイクル資...
トレオン【Torreón】
メキシコ中北部、コアウイラ州の都市。ナサス川沿いに位置する。北西郊のゴメスパラシオとともに同一都市圏を形成。周辺は灌漑(かんがい)農業による綿花栽培が盛ん。付近には銀・銅・亜鉛などを産する鉱山が多い。
とろく【土呂久】
宮崎県北部、高千穂町の鉱山。昭和37年(1962)休山。大正時代から亜砒酸を製造。砒素中毒が広がり、公害病に指定された。
トローサ【Trosa】
スウェーデン南東部の町。ストックホルムの南西約55キロメートル、バルト海に注ぐトローサ川の河口に位置する。ファールンの鉱山で採掘された赤茶色の顔料を用いた、伝統的な家屋の街並みで知られる。別荘地...
どう‐ざ【銅座】
江戸時代、諸国産出の銅の精錬・専売をつかさどった役所。元文3年(1738)大坂に設置、のち江戸・長崎に出張所を置いた。慶応4年(1868)に銅会所、さらに鉱山局と改称。→金座 →銀座
どぼく‐いさん【土木遺産】
公益社団法人土木学会が年に1回、保存すべき歴史的土木構造物を認定し顕彰する制度。第1回は平成12年(2000)。尾去沢鉱山・安積疎水・御堂筋・関門トンネルなどが認定されている。正称は「土木学会選...
ナマクアランド【Namaqualand】
アフリカ南部、ナミビア南西部から南アフリカ共和国北西部にかけての地域名。少数民族のナマ人が居住する。ほとんどが砂漠地帯だが、夏のわずかな降雨により多数の花が一斉に咲くことで知られる。銅、ダイヤモ...
ナミブ‐さばく【ナミブ砂漠】
《Namib Desert》アフリカ南西部にある砂漠。大西洋岸に沿い、アンゴラ南部からナミビア南端まで南北約2000キロメートルにわたって続く。年間降水量100ミリメートル以下であり、非常に乾燥...