こうせき‐ほう【鉱石法】
平炉による製鋼法の一。銑鉄を屑鉄より多く用い、酸化剤として大量の鉄鉱石を混入する方法。
こうせき‐ラジオ【鉱石ラジオ】
鉱石検波器と同調回路だけからなる簡単なラジオ。増幅回路がないのでイヤホーンで聞く。鉱石式受信機。
こう‐せん【鉱泉】
地中から湧出する水で、固形物質やガス状物質などを一定以上含むか、湧出時の水温が一定以上のもの。広義には温泉と冷泉との総称であるが、狭義には冷泉をさす。
こう‐そう【鉱層】
地層中や、地層間に存在する層状の鉱床。海底や湖底に沈殿・堆積(たいせき)して生ずる。世界の主要な鉄鉱床はこの型に属する。成層鉱床。
こう‐どく【鉱毒】
鉱物の採掘・製錬などのときに生ずる廃棄物・坑内水・煤煙が原因となって、人畜や農作物に与える害毒。
こう‐ふ【鉱夫】
鉱山で採掘に従事する労働者。
こう‐ぶつ【鉱物】
地殻中に存在する無生物で、均質な固体物質。一定の物理的・化学的性質をもち、大部分は結晶質の無機物。
こうぶつ‐がく【鉱物学】
鉱物の性質・形態・内部構造・成因などを研究する学問。
こうぶつ‐けんびきょう【鉱物顕微鏡】
偏光顕微鏡のこと。鉱物の観察に用いられるのでいう。
こうぶつしつ‐ひりょう【鉱物質肥料】
無機物を主成分とする肥料。チリ硝石・過燐酸(かりんさん)石灰など。鉱肥。