せき‐どうこう【赤銅鉱】
銅の酸化物からなる鉱物。赤・赤黒色で光沢がある。八面体・立方体の結晶もあるが塊状・粒状・土状。等軸晶系。銅鉱床の酸化帯にでき、透明度が高いものは宝石として利用される。キュープライト。
せん‐あえんこう【閃亜鉛鉱】
硫化亜鉛を主成分とする鉱物。純粋なものは白から淡黄色、鉄を含むと褐色から褐黒色。ふつう四面体結晶で塊状・粒状など。等軸晶系。亜鉛の重要な鉱石。
せん‐ウランこう【閃ウラン鉱】
酸化ウランを主成分とする鉱物。灰黒色で亜金属光沢がある。等軸晶系。八面体・立方体結晶や塊状・粒状で産出。非晶質のものをピッチブレンド(瀝青(れきせい)ウラン鉱)という。ウランの鉱石。
せん‐こう【選鉱】
[名](スル)採掘した鉱石から不用鉱物を取り除き、鉱石の品位を高めること。「磁力を用いて—する」「—場」
そ‐こう【粗鉱】
採掘したままで、まだ選鉱してない鉱石。
たかしま‐たんこう【高島炭鉱】
長崎県高島町(現、長崎市)の海底炭田。慶応3年(1867)日本で最初に洋式採炭法が行われた。昭和61年(1986)閉山。平成27年(2015)「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業...
たん‐こう【探鉱】
金属・非金属鉱床や石炭層・石油鉱床を探り、その位置・形・品位・埋蔵量などを調査すること。通常の地質調査のほか、磁気・電気・重力・地震波などを利用する物理探査が行われる。
たん‐こう【炭鉱/炭礦】
石炭を掘り出す鉱山。
たんさん‐てっこう【炭酸鉄鉱】
⇒菱鉄鉱(りょうてっこう)
だん‐こう【団鉱】
粉状の鉱物を固めて塊状にしたもの。