めい‐き【銘旗】
葬式で用いる、死者の姓名・官位などを記した旗。銘旌(めいせい)。
めい‐き【銘記】
[名](スル)心に深く刻みつけて忘れないこと。銘肝。「先人の学恩を—する」
めい‐しゅ【銘酒】
銘のある上等の酒。
めいしゅ‐や【銘酒屋】
銘酒を売っているという看板をあげて、ひそかに私娼を抱えて営業した店。明治時代から大正時代にかけてみられた。
めい・じる【銘じる】
[動ザ上一]「めい(銘)ずる」(サ変)の上一段化。「肝に—・じる」
めい・ずる【銘ずる】
[動サ変][文]めい・ず[サ変]《「めいする」とも》 1 書きつける。金石などに刻みつける。「刀身に—・ずる」 2 心に深く刻みつける。「肝に—・ずる」
めい‐せん【銘仙】
玉糸・紡績絹糸などで織った絹織物。縞柄・絣(かすり)柄などがあり、着尺(きじゃく)・夜具地などに用いられた。秩父(ちちぶ)・伊勢崎・足利(あしかが)などが産地。
めい‐ちゃ【銘茶】
特別に名のある上質の茶。
めい‐とう【銘刀】
刀工の名を刻した刀。銘の打ってある刀。
銘(めい)の物(もの)
刀剣や器物で、製作者の名が刻んである、確かなもの。