こおり【氷/凍り】
1 水が固体状態になったもの。1気圧のもとではセ氏0度以下で固体化する。比重0.917。《季 冬》「歯豁(あらは)に筆の—を噛む夜哉/蕪村」 2 冷たいものや鋭いもののたとえ。「—の刃(やいば)...
こおり‐の‐やいば【氷の刃】
氷のように研ぎ澄まされた鋭い刀や剣の刃。こおりのつるぎ。「抜けば玉散る—」
こくよう‐せき【黒曜石】
火山岩の一。主に黒色でガラス光沢があり、化学組成は流紋岩質。割れ目は貝殻状を示し、破片が鋭いので石器の材料に使われた。日本では北海道十勝・長野県和田峠・島根県隠岐島後(どうご)などに産する。黒曜岩。
こ‐し【虎視】
虎が獲物をねらうときのように、鋭い目つきで見まわすこと。転じて、じっと機会をうかがうこと。
こし‐たんたん【虎視眈眈】
[ト・タル][文][形動タリ]《「易経」頤卦から》虎が、鋭い目つきで獲物をねらっているさま。転じて、じっと機会をねらっているさま。「—とチャンスをうかがう」
ごうま‐の‐りけん【降魔の利剣】
不動明王が手に持つ、悪魔を降伏(ごうぶく)するという鋭い剣。
さい‐ほう【才鋒】
ほこさきのように鋭い才気。
さい‐り【犀利】
[形動][文][ナリ]《「犀」は堅く鋭い意》 1 刃物などの、堅くて鋭いさま。「—な小刀」「—な武器」 2 才知が鋭く、物を見る目が正確であるさま。「—な洞察力」「—な感覚」「明敏—」
さえ【冴え/冱え】
1 寒気・光・色・音などが澄みきること。「月光の—」 2 頭脳の働きや感覚が鋭いこと。技術などが鮮やかなこと。「勘の—」「包丁さばきの—」 3 江戸時代の遊里で、遊興のこと。また、酒宴。「あらゆ...
さくり
[副] 1 たやすく物が切れるさま。また、鋭い刃物などを使って容易に物を切るさま。「メロンを—と切る」 2 粒の細かい砂や雪などを踏んだり掘ったりするときの音や、そのさまを表す語。「新雪の上を—...