じょう【錠/鎖/鏁】
[名] 1 他人に開けられないように、ドア・引き出し・金庫などに取り付け、鍵(かぎ)で開閉する装置。「—を掛ける」「—をはずす」 2 (錠)錠剤。「ビタミン—」 [補説]1は本来「鎖」であるが...
じょう【錠】
[常用漢字] [音]ジョウ(ヂャウ)(呉) 1 戸締まりなどに用いる金具。「錠前(じょうまえ)/施錠・手錠・尾錠(びじょう)」 2 粒状に固めたもの。「錠剤/糖衣錠」 [補説]1は日本での用法。
じょう‐か【錠菓】
錠剤に似た形状の菓子。砂糖に香料・着色料を加え、粒状に圧縮したもの。ラムネなどの清涼菓子に多い。タブレット。
じょう‐ぐち【錠口】
1 錠を取り付けた箇所。 2 将軍・大名などの邸宅で、表と奥との境にあった出入り口。内外から錠がおろされていた。御錠口(おじょうぐち)。 3 江戸幕府の職名。大奥の錠口を守衛した女中。錠口番。
じょう‐ざい【錠剤】
医薬品を一定の形状に圧縮して服用しやすくしたもの。
じょう‐まえ【錠前】
戸やふたなど、開けたてする所につけて、他人が勝手に開けられないようにする金具。錠。「—をおろす」「—屋」
錠(じょう)を下(お)ろ・す
1 しっかりと鍵を掛ける。「金庫の—・す」 2 他を受け入れず、かたくなになる。「心に—・す」