あ‐ぶみ【鐙】
《「足(あ)踏み」の意》 1 馬具の一。鞍(くら)の両脇につるして、乗り手が足を踏みかけるもの。 2 登山用具の一。足場に乏しい岩壁・氷壁の登攀(とうはん)に用いる1〜4段の短い縄ばしご。
あぶみ‐がわ【鐙革】
鐙を鞍につるす細い革帯。力革(ちからがわ)。
あぶみ‐がわら【鐙瓦】
軒丸瓦(のきまるがわら)のこと。
あぶみ‐こつ【鐙骨】
耳小骨のうち、最も内耳の近くにある鐙形の小骨。音を内耳に伝える。とうこつ。
とう‐こつ【鐙骨】
⇒あぶみこつ
あぶみ‐ずり【鐙摺】
1 馬の脇腹の、鐙が当たる部分。また、鐙が当たってできたたこ。 2 鎧(よろい)の脛当(すねあ)ての内側下部。かこずり。 3 播磨革(はりまがわ)などで作った簡単な障泥(あおり)。 4 馬の鐙が...
みず‐お【水緒/鐙靼】
馬具の名。鞍の腹から垂らして鐙(あぶみ)をつる皮のひも。みずお革。力革(ちからがわ)。
みずお‐がね【水緒金/鐙靼鉄】
水緒を受ける金具。鉸具頭(かこがしら)。