あら‐やすり【粗鑢/荒鑢】
目の粗いやすり。
かみ‐やすり【紙鑢】
やや厚手の紙や布に、金剛砂やガラス粉を塗りつけたもの。金属の研磨や木工の仕上げなどに使う。研磨紙。サンドペーパー。
がんぎ‐やすり【雁木鑢】
金属などを削るのに用いる目の粗いやすり。
さめ‐やすり【鮫鑢】
鮫の皮を板に貼りつけて作り、物を磨くのに用いるもの。
はな‐やすり【花鑢】
ハナヤスリ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ7〜20センチ。1枚の広卵形の栄養葉と1本の胞子葉が出る。胞子葉は長い柄があり、穂状に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、形がやすりに似る。
やすり【鑢】
棒状や板状の鋼鉄の面に、細かい溝を多数刻み付けて切り刃をつくった切削工具。手仕上げで工作物の表面を平らにしたり、角(かど)を落としたりするのに用いる。俗には、紙やすりのような研磨具も含めていうこ...