主として債券の発行によって資金を調達し、設備資金・長期運転資金など長期資金の貸付を主たる業務とする民間金融機関。長期信用銀行法に基づいて設立された銀行で、日本興業銀行(興銀)・日本長期信用銀行(長銀)・日本債券信用銀行(日債銀)の3行があった。
[補説]長銀・日債銀は、1980年代後半のバブル
崩壊により
多額の
不良債権を抱え
平成10年(1998)に経営破綻。国有化を経て、
長銀は新生銀行、日債銀はあおぞら
銀行となった。
興銀は富士銀行・第一勧業銀行との
統合・
再編を経てみずほ
銀行・みずほコーポレート
銀行となった。