おさ【長】
多くの人の上に立ち、統率する人。頭(かしら)。ちょう。「一族の—」「村—」
おさおさ・し【長長し】
[形シク]しっかりしている。おとなびている。「かしこし、—・しきやうにも聞こえむこそよからめ」〈かげろふ・上〉
おさ‐がめ【長亀】
オサガメ科の海ガメ。世界最大で、甲長約2メートルに達する。甲は滑らかで、背甲に7本、腹甲に5本の縦の隆起線がある。遠洋性で、熱帯の海に広く分布。革亀(かわがめ)。
おさだ【長田】
姓氏の一。 [補説]「長田」姓の人物長田新(おさだあらた)長田秋濤(おさだしゅうとう)長田弘(おさだひろし)
おさだ‐あらた【長田新】
[1887〜1961]教育学者。長野の生まれ。広島文理大学長。日本教育学会を創設。ペスタロッチ研究に業績を残す。被爆した広島の子供の手記「原爆の子」を編集し、平和運動に献身。著「ペスタロッチ伝」...
おさ‐びゃくしょう【長百姓】
「乙名百姓(おとなびゃくしょう)」に同じ。
おさふね【長船】
岡山県南東部にあった町。中世は名刀の産地で知られ、備前の政治・経済の中心地であった。平成16年(2004)11月に牛窓町、邑久(おく)町と合併して瀬戸内市となった。→瀬戸内
おさふね【長船】
姓氏の一。 [補説]「長船」姓の人物長船騏郎(おさふねきろう)長船長光(おさふねながみつ)
おさふね‐きろう【長船騏郎】
[1924〜2007]岡山の生まれ。日本学生野球協会の運営に携わり、明治神宮野球大会などの開催を手がけた。また、選抜高等学校野球大会の選考委員を務めるなど、学生野球の発展に尽力。全日本アマチュア...
おさふね‐もの【長船物】
備前国長船の刀工が作った刀剣。長船派は鎌倉中期の光忠を祖として多くの名工が輩出し、備前鍛冶(かじ)中最大の流派となった。→備前物