しゃら‐しゃら
[副](スル) 1 布などがすれ合う音を表す語。「甲斐絹裏の—する羽織をとって」〈左千夫・春の潮〉 2 鈴や鎖などが触れ合う音を表す語。「—シャンシャン鈴つけたお馬にゆられて」〈雨情・雨降りお月...
しょう【松】
[音]ショウ(漢) [訓]まつ [学習漢字]4年 〈ショウ〉木の名。マツ。「松柏(しょうはく)・松籟(しょうらい)・松露・松竹梅/青松・老松」 〈まつ〉「松風・松原/門松」 [名のり]ときわ...
しょうがつ‐かざり【正月飾り】
正月を祝って家の内外に飾るもの。門松・しめ飾り・鏡餅など。
しょうがつ‐はじめ【正月始め】
12月13日(または8日)に、正月を迎える準備を始めること。また、その日。すす払い、門松迎えなどをする。正月事始め。正月起こし。十三日祝。
正月(しょうがつ)は冥土(めいど)の旅(たび)の一里塚(いちりづか)
⇒門松(かどまつ)は冥土(めいど)の旅の一里塚
しょうし‐がお【笑止顔】
1 気の毒だと思っている顔つき。「それは笑止の御事かな、—して言ひければ」〈仮・竹斎・下〉 2 笑いだしそうな顔つき。「をかしさ堪(こら)へ笑ひを殺す—」〈浄・寿の門松〉
ずぶ‐ずぶ
[副] 1 水や泥などに深く沈むさま。「足が雪の中に—(と)めり込む」 2 柔らかい物の中へ深く突き入るさま。「針を—(と)刺す」 3 ひどく酔っているさま。「—酔うた足もと見とがめられては」...
せき‐やぶり【関破り】
1 「関所破り」に同じ。「悉く引っ捕らへ—と言ふべきか」〈浄・伊賀越〉 2 遊女が郭(くるわ)から逃げ出すこと。「又しては—と、廓の騒動」〈浄・寿の門松〉
せつ・い
[形]《近世語》せつない。つらい。「—・いお前のお心入れ」〈浄・寿の門松〉
ぜい‐ば・る【贅張る】
[動ラ四]ぜいたくをする。見えを張る。また、かって気ままに振る舞う。「えいあた—・った、聞きともない」〈浄・寿の門松〉