いけい‐しせい【異形歯性】
動物の歯が、生えている部位によって形状が異なっていること。また、そのような歯を持つ動物の分類。鯨類を除く大部分の哺乳類に該当し、手前から奥に門歯・犬歯・小臼歯・大臼歯が生えている。→同形歯性
いし‐せい【異歯性】
動物の一個体に、2種類以上の形の歯があること。主に哺乳類にみられ、門歯・犬歯・前臼歯・臼歯がある。⇔同歯性。
いっ‐かく【一角】
1 一つの角(かく)。「三角形の—」 2 一つの隅。片隅。一部分。「氷山の—」「画壇の—に地歩を固める」 3 1本のつの。 4 クジラ目イッカク科の哺乳類。体長3.6〜5メートルで、雄では上あご...
うさぎ【兎】
ウサギ目ウサギ科の哺乳類の総称。ノウサギ類と、飼いウサギの原種であるアナウサギ類とに分けられる。体長40〜60センチのものが多く、一般に耳が長く、前肢は短く、後肢は長い。上唇は縦に裂け、上あごの...
えびす‐ば【恵比須歯】
上あごの第一門歯のうち右側の歯の俗称。左側を大黒歯とよぶ。
き‐ば【牙】
《「き(牙)は(歯)」の意》哺乳類の歯で特に大きく鋭く発達したもの。犬・トラ・セイウチなどでは犬歯、象・イッカクでは門歯が長大となる。
けん‐し【犬歯】
切歯(門歯)と臼歯(きゅうし)の間の歯。上下一対、左右に計4本ある。糸切り歯。肉食獣では発達して牙(きば)となる。
げっし‐るい【齧歯類】
齧歯目の哺乳類の総称。鑿(のみ)形をした一対の門歯は絶えず伸びつづけるので、常に物をかじってすり減らす。犬歯はない。哺乳類では最も種類が多く、リス・ネズミ・ヤマアラシの3亜目に大別され、約160...
し【歯〔齒〕】
[音]シ(呉)(漢) [訓]は よわい [学習漢字]3年 〈シ〉 1 は。「歯科・歯牙(しが)・歯齦(しぎん)/義歯・犬歯・皓歯(こうし)・切歯・乳歯・抜歯・門歯」 2 年齢。よわい。「尚歯・...
しけい‐おん【歯茎音】
《alveolar》上の門歯と、舌尖または舌端との間で調音される音。例えば、[n][t][s]など。はぐきおん。