のう‐やくしゃ【能役者】
能楽を演じることを職業とする者。シテ方・ワキ方・狂言方・囃子(はやし)方の専門に分かれている。能楽師。
のけ‐もの【除け物】
取りのけておく物。「其一枚は—数には入れまい」〈緑雨・門三味線〉
のし‐き・る【伸し切る】
［動ラ四］存分に振る舞う。また、威張る。「町内に—・って、何処へも搦む二枚糸強がってなりませぬ」〈緑雨・門三味線〉
のへじ【野辺地】
青森県東部、上北郡の地名。下北半島の基部にあり、野辺地湾に面する。江戸時代は商港として栄えた。馬門(まかど)温泉がある。
ノボチェルカスク【Novocherkassk／Новочеркасск】
ロシア連邦南西部、ロストフ州の工業都市。ドン川と支流アクサイ川の合流点に位置する。19世紀初頭、ドンコサックの根拠地として建設。ナポレオン戦争の戦勝を記念した凱旋門(がいせんもん)、20世紀初頭...
のぼり【幟】
《「上(のぼ)り」と同語源》 １ 細長い布の端につけた輪にさおを通し、立てて標識とするもの。軍陣・祭礼・儀式などに用いる。のぼりばた。 ２ 端午の節句に飾られる五月幟(のぼり)。また、鯉(こい)...
のみ‐と【喉／咽】
《「飲み門(と)」の意。「のみど」とも》のど。「赤海鯽魚(たひ)の—を探れば、鉤有りき」〈記・上〉
のみ‐の‐いち【蚤の市】
《(フランス)marché aux puces》パリの北隅、クリニャンクール門から北へサントゥアン門までの路上に、毎週土・日・月曜日に立つ古物の露店市。転じて、一般に古物市をいう。
のめずり‐こ・む【のめずり込む】
［動マ五（四）］ １ のめってすべり入る。「足を辷らしゃあがって湯の中へ—・み」〈滑・七偏人・初〉 ２ ふらふらと入り込む。「うぬが今—・んだ所はお戸前口牢屋門といふ所だ」〈伎・四千両〉
のり‐い・る【乗（り）入る】
［動ラ五（四）］ １ 乗り物に乗ったまま中に入る。「ジブラルタルの瀬戸を目的(めがけ)て—・りつつ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 ２ 騎馬で敵陣に攻め入る。「来島が兵は蛤御門に—・りて」〈染崎延房...
