かん‐てい【閑庭】
もの静かな庭。
かん‐てき【閑適】
[名・形動]心静かにたのしむこと。静かに心を安んずること。また、そのさま。「人心の優悠—なるを」〈逍遥・小説神髄〉
かんでんえいそう【閑田詠草】
江戸後期の歌集。3巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著、養子資規(すけのり)の編。文化13年(1816)刊。
かんでんこうひつ【閑田耕筆】
江戸後期の随筆。4巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。享和元年(1801)刊。見聞記や感想を天地・人・物・事の4部に分けて収載。→閑田次筆
かんでんじひつ【閑田次筆】
江戸後期の随筆。4巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。文化3年(1806)刊。「閑田耕筆」の続編。紀実・考古・雑話に分類、古物・古風俗の図を入れて収める。
かん‐ぽ【閑歩】
[名](スル)ぶらぶら歩くこと。「時に野外に—して」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐もじ【閑文字】
無意味な文字・文章。無益な言葉。かんもんじ。「—を連ねただけの小説」
かん‐もんじ【閑文字】
⇒かんもじ(閑文字)
かん‐れい【閑麗】
[名・形動]みやびやかでうるわしいこと。また、そのさま。「又築造の尤も—なるものは」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
かん‐わ【閑話/間話】
1 むだばなし。 2 心静かにする話。もの静かな会話。「一夕の—を楽しむ」