ぎん‐かく【銀閣】
1 銀で飾った高殿。 2 慈照寺の観音殿の通称。
くうちゅう‐ろうかく【空中楼閣】
《「桃花扇」入道から》 1 空中に楼閣を築くような、根拠のない架空の物事。 2 蜃気楼(しんきろう)。
けいしょう‐かく【奎章閣】
朝鮮、李朝時代に歴代諸王の御製・真影などを保管するために創設された府。後にソウル大学などの管理を経て、現在は国立の図書館・研究所としてソウルに所在する。
けんりん‐かく【乾臨閣】
平安京大内裏の豊楽殿(ぶらくでん)の旧称。 平安京大内裏の神泉苑正殿の名称。
こう‐かく【高閣】
1 高くてりっぱな建物。「—層楼」 2 高い所に設けた棚。
砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)
見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。また、実現不可能なことのたとえ。 [補説]「机上の空論」との混同で、「机上の楼閣」とするのは誤り。
しょ‐かく【書閣】
1 書斎。書庫。 2 書棚。本棚。
じょう‐かく【城閣】
城の物見。城楼。また、城。
じんぷう‐かく【仁風閣】
鳥取県鳥取市、久松公園内にある洋館。明治40年(1907)、鳥取藩主の子孫が別宅として建設。当時の皇太子(後の大正天皇)の宿舎として使用された。国の重要文化財。向かいには鳥取県立博物館がある。
すい‐かく【水閣】
水のほとりにある高殿(たかどの)。水楼。