どてら【褞袍/縕袍】
大きめに作り、綿を厚く入れた広袖の着物。防寒・寝具用。主に男子が用いる。丹前(たんぜん)。《季 冬》「星移り物変り—古びけり/草城」
にじゅう‐まわし【二重回し】
男性用の和装防寒コート。インバネスの和装化したもので、袖ぐりが大きくあき、ケープ風の袖がついている。とんび。《季 冬》
ネック‐ウオーマー【neck warmer】
首を覆う防寒具。スポーツや登山などで用いるものから装飾用まで、さまざまな素材で作られる。
はん‐コート【半コート】
1 和服のコートで、羽織丈より長めのもの。主に春・秋に塵除(ちりよ)け・防寒を兼ねて着用する。 2 「ハーフコート」に同じ。
はん‐てん【半纏/半天/袢纏】
1 羽織に似ているが、わきに襠(まち)がない、丈の短い上着。胸ひもをつけず、襟を折り返さないで着るもの。仕事着・防寒着とする。印(しるし)半纏・蝙蝠(こうもり)半纏・ねんねこ半纏など。 2 特に...
パッカー【pucker】
アノラックの別名で、フード付きのゆったりとした防寒衣のこと。原義は、「口がすぼまる」といった意味で、フードを付けたときの状態がちょうど口をすぼめたような感じがするところからの名。
パーカ【parka】
1 アノラック・ヤッケなど、フードつきの防寒・防風用上着の総称。パーカー。 2 エスキモーが用いる毛皮製の防寒服。
ピー‐コート【pea coat】
ダブルブレステッド(両前あき)で丈の短いスポーティーな防寒用コート。前合わせが左右どちら合わせにもでき、また大きめのリーファー襟が付いているのが特徴。元は漁師や船乗りなどの作業着。
フィッシャーマンズ‐セーター【fisherman's sweater】
《「フィッシャーマンセーター」とも》北欧やアイルランドの漁師たちが着た防寒用の手編みセーター。防水性のある生成りの太い毛糸を使用し、太い縄編みの縦柄が特徴。
ふゆ‐ばおり【冬羽織】
冬に着る、袷(あわせ)や綿入れなどに仕立てた防寒用の羽織。《季 冬》「うれしさや着たり脱いだり—/鬼城」