じん‐がね【陣鐘/陣鉦】
昔、軍勢の進退や、陣中の種々の合図のために鳴らした鐘や銅鑼(どら)。
じん‐けい【陣形】
戦闘の隊形。戦陣の形。「—が乱れる」
じん‐ご【陣伍】
軍隊の陣立て。隊伍。
じん‐しょ【陣所】
陣営。陣屋。
じん‐じん【陣陣】
[名]それぞれの陣。 [ト・タル][文][形動タリ] 1 風が盛んに吹くさま。「—たる清風」 2 切れ切れに続くさま。
じん・する【陣する】
[動サ変][文]ぢん・す[サ変]陣を構える。陣取る。「要害の地に—・する」
じん‐そう【陣僧】
主に室町時代、軍陣に同道して、戦死者の供養をはじめ文書作成や敵方への使者を務めた僧。
じん‐ぞなえ【陣備え】
「陣立て」に同じ。
じん‐だい【陣代】
室町時代以後、主君の代理として戦陣に赴いた役。また、主君が幼少のとき、一族または老臣などで軍務や政務を統轄した者。軍代。
じん‐だいこ【陣太鼓】
戦場で、軍勢の進退の合図に打ち鳴らした太鼓。戦鼓。