あずま‐そだち【東育ち】
東国地方、特に江戸で育つこと。また、その人。「品やさしきはおのづから、—の隅田川」〈人・梅児誉美・三〉
あずま‐ばし【吾妻橋】
隅田川に架かる橋の一。東京都台東区浅草と墨田区向島とを結ぶ。安永3年(1774)に初めて架けられ、大川橋ともよばれた。
あだち【足立】
東京都北東部の区名。荒川・隅田川と中川にはさまれ、北は綾瀬川の支流の毛長川をはさんで埼玉県と接する。人口68.4万(2010)。
アニチコフ‐ばし【アニチコフ橋】
《Anichkov most/Аничков мост》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにあるフォンタンカ川に架かる橋。ネフスキー通りの中ほどに位置する。19世紀半ば...
あまぶた‐がわら【雨蓋瓦】
屋根の隅棟(すみむね)の端で瓦の合する所を覆う瓦。
あやめ【菖蒲】
1 アヤメ科アヤメ属の多年草。日当たりのよい乾燥した草地に生える。高さ30〜60センチ。葉は細長く剣状。初夏、花茎の先に、付け根に網目模様のある紫または白色の花を開く。多くの栽培品種がある。アヤ...
あら‐かわ【荒川】
関東平野を流れる川。秩父(ちちぶ)山地の甲武信(こぶし)岳に源を発し、埼玉県川越市辺りで入間(いるま)川と合流、東京都北区岩淵で荒川放水路と隅田川に分かれて東京湾に注ぐ。長さ173キロ。 山...
あらかわ‐ほうすいろ【荒川放水路】
荒川を東京都北区岩淵で分流させた水路。下流の水害を防ぐため明治44年(1911)着工、昭和5年(1930)完成。現在は荒川の本流で、旧本流を隅田川とよぶ。長さ25キロ。
あん‐そく【安息】
[名](スル) 1 何の煩いもなく、くつろいで休むこと。「この広き国土の一隅に—することを許さないのだ」〈木下尚江・良人の自白〉 2 「安息香(あんそくこう)」の略。
いが・める【歪める】
[動マ下一][文]いが・む[マ下二]《「ゆがめる」の音変化》 1 いびつにする。ねじ曲げる。「事実を—・める」「腮(おとがひ)—・めてくれん」〈浄・祇園祭礼〉 2 ひどい目にあわせる。いじめる。...