まんせいへいそくぐうかく‐りょくないしょう【慢性閉塞隅角緑内障】
角膜の周辺部と虹彩の根部が接する部分(前房隅角)が徐々に狭くなり、房水の排出が妨げられることにより起こる緑内障。レーザー虹彩切開術などによる治療が行われる。
みすみ‐がや【三隅蚊帳】
喪に際し、死者の足側の一隅をはずして、蚊帳の三隅だけを吊ること。平常は不吉だとして忌む。
みず‐や【水屋】
1 社寺で、参詣人が口をすすぎ手を洗い清める所。みたらし。 2 茶の湯で、茶室の隅に設け、茶事の用意をととのえたり、使用後に茶器を洗ったりする所。水遣(みずや)り。 3 水を扱う所。台所。 4 ...
みちあえ‐の‐まつり【道饗の祭】
古代、6月と12月の2回、朝廷が京都の四隅の路上に八衢比古(やちまたひこ)・八衢比売(やちまたひめ)・久那斗(くなど)の三神を祭り、妖怪などの侵入を防いだ祭事。ちあえのまつり。
むこう‐ぎり【向こう切り】
茶室で、炉を点前畳(てまえだたみ)の客畳寄りの隅に切ること。また、その炉。
むこうじま【向島】
東京都墨田区の地名。もと東京市の区名。隅田川東岸に位置し、百花園・白鬚(しらひげ)神社・三囲(みめぐり)神社・長命寺などがある。
むね【棟】
[名] 1 ㋐屋根の最も高い所。二つの屋根面が接合する部分。位置と構造により、大棟・降棟(くだりむね)・隅棟などとよぶ。 ㋑棟木(むなぎ)。 2 牛車(ぎっしゃ)の屋形の上に、前後に渡した木。...
むほうまつのいっしょう【無法松の一生】
稲垣浩監督による映画の題名。昭和18年(1943)公開。脚色は伊丹万作。出演、阪東妻三郎、園井恵子ほか。 の稲垣自身によるリメーク作品。昭和33年(1958)公開。出演、三船敏郎、芥川比呂...
むらご‐の‐おどし【斑濃の威】
鎧(よろい)の威の一。白地に左右、または上下の一隅を濃淡に威しまぜとしたもの。
むろ‐どこ【室床】
茶室の床(とこ)で、三方の壁および天井の入り隅をすべて壁土で塗りまわしたもの。