かいだん‐おち【階段落ち】
映画や演劇などで、人が階段を転げ落ちるシーン。役者やスタントマンに大きな危険が伴う。 [補説]映画「蒲田行進曲」は、ダイナミックな階段落ち自体と、危険なそのスタントを買って出る大部屋俳優の悲哀が見物。
かいだん‐かんすう【階段関数】
階段状に値が変化する関数。区分的に一定の値をとる。x<0では0、x>0では1となるものは、ヘビサイドの階段関数(ヘビサイド関数)とよばれる。ステップ関数。
かいだん‐きょうしつ【階段教室】
席が後方に行くほど高くなるように、階段状に座席を設けた教室。
かいだん‐こうさく【階段耕作】
傾斜地に階段状に平地を作って田畑とし、農作物を作ること。段々畑・棚田(たなだ)など。
かいだん‐だんそう【階段断層】
ほぼ同じ走向・傾斜をもつ多くの正断層が、一方から順にずり落ち、断面で見ると階段状を呈するもの。
かいだん‐とこう【階段登行】
スキーを斜面に対して直角・水平に並べ、階段を作るようにして斜面を登る方法。
かいちょう‐ば【開帳場】
1 江戸時代、寺社の秘仏秘宝を公開していた場所。また、人が出てにぎわうところから、盛り場のこと。 2 歌舞伎などの大道具で、舞台上に設けられた斜面。山や坂道などに用いる。寺社の開帳で、階段のとこ...
かがん‐だんきゅう【河岸段丘】
河川に沿う階段状の地形。浸食作用により、もとの河床が現在の河床より高い台地になっているもので、土地の隆起や水量の変化などにより生じ、その回数に応じて何段かの段丘を形成する。河成段丘。
かけ‐お・りる【駆(け)降りる/駈け降りる】
[動ラ上一][文]かけお・る[ラ上二]走っておりる。勢いよくおりる。「階段を—・りる」
かけ‐はし【懸(け)橋/掛(け)橋/桟/梯】
1 険しいがけに沿って通行するために板を棚のようにさしかけて造った道。桟道。 2 谷や川など、水の上にかけ渡した橋。 3 橋渡し。なかだち。「両国親善の—となる」 4 はしご。階段。〈和名抄〉