うだがわ‐げんずい【宇田川玄随】
[1756〜1798]江戸中期の蘭学者。江戸の人。津山藩医。名は晋。号、槐園(かいえん)。オランダの内科書「西説内科撰要」を翻訳。蘭学の発展に尽力した。
き‐ずい【気随】
[名・形動]自分の思いのままに振る舞うこと。また、そのさま。好き勝手。気まま。「—が過ぎる」「自分の娘だったらこんな—なまねはさせない」〈実篤・その妹〉
くぼ‐てんずい【久保天随】
[1875〜1934]漢学者・漢詩人。東京の生まれ。本名、得二。評論・随筆・新体詩などを広く発表。著「白露集」「秋碧吟廬詩鈔」など。
こん‐ずい【跟随】
[名](スル)《「跟」はかかとの意》人のあとについていくこと。「賤妾小姐を負うて郎君に—し」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
ずい【随】
[名・形動ナリ]《「気随」の略》勝手気ままであること。また、そのさま。自由勝手。「子ヲ—ニ習ワカス」〈日葡〉
ずい【随〔隨〕】
[常用漢字] [音]ズイ(呉) [訓]したがう まま まにまに 1 他人の後にそのままついていく。「随員・随行・随従・随伴/追随・付随・夫唱婦随」 2 成り行きにまかせる。「随意・随時・随想・随...
つい‐ずい【追随】
[名](スル) 1 あとにつき従うこと。あとからついて行くこと。「大国に—した政策」 2 人の業績などをまねて、それに追いつこうとすること。「卓越した技量で、他の—を許さない」
はんしん‐ふずい【半身不随】
身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身に麻痺が起こる。片麻痺(へんまひ)。
はん‐ずい【伴随】
[名](スル)供として付き従うこと。随伴。「彼が飽くことなきの企望に—すること能わざるの不祥を呈す可し」〈利光鶴松・政党評判記〉
ばい‐ずい【陪随】
[名](スル)つきしたがうこと。お供をすること。