げき【隙】
1 物と物との間のすきま。間隙。 2 仲たがいをすること。不和。「—を生ずる」 3 つけ入る機会。すき。「軍国多事の—に乗じて此事をなす」〈木下尚江・火の柱〉
げき【隙】
[常用漢字] [音]ゲキ(慣) [訓]すき ひま 1 物のすきま。「間隙・空隙」 2 あいた時間。「寸隙」
げき‐い【隙意】
互いの心にへだたりがあること。不和であること。
げき‐く【隙駒】
「駒隙(くげき)」に同じ。
げき‐けつ【隙穴】
すきま。あな。
げきけつ‐の‐しん【隙穴の臣】
敵に内通する家来。
げき‐こう【隙孔】
「隙穴(げきけつ)」に同じ。
げき‐し【隙駟】
《4頭立ての馬車が走るのを壁のすきまから見ると、あっというまに通り過ぎる意から》月日の過ぎ去ることが早いこと。隙駒(げきく)。
すき【透き/隙】
1 物と物との間。間隙(かんげき)。すきま。「戸に—がある」「割り込む—もない」 2 引き続いている物事の絶え間。合間。ひま。「仕事の—をみつける」「手—のとき」 3 気のゆるみ。油断。また、つ...
すき‐ま【隙間/透(き)間】
1 物と物との間の、わずかにあいている所。「—だらけの板塀」 2 (比喩的に)普通には気づきにくいところ。盲点。「法の—を衝く」「—産業」 3 あいている時間。ひま。「家事の—をみて勉強する」 ...