くう‐げき【空隙】
すきま。間隙。「—を埋める」「心の—」
く‐げき【駒隙】
《「荘子」知北遊の「人、天地の間に生くるは、白駒の隙を過ぐるが如く、忽然たるのみ」から》月日が早く過ぎ去ること、人生の短く無常であることをたとえていう語。隙駒(げきく)。
けつ‐げき【穴隙】
あな。すきま。
げき【隙】
1 物と物との間のすきま。間隙。 2 仲たがいをすること。不和。「—を生ずる」 3 つけ入る機会。すき。「軍国多事の—に乗じて此事をなす」〈木下尚江・火の柱〉
げき【隙】
[常用漢字] [音]ゲキ(慣) [訓]すき ひま 1 物のすきま。「間隙・空隙」 2 あいた時間。「寸隙」
さい‐げき【細隙】
1 細いすきま。 2 光線や電子・原子などの粒子線の幅を制限する細いすきま。スリット。
さいぼう‐かんげき【細胞間隙】
植物の組織を構成する細胞と細胞との間に、成長に伴ってできるすきま。葉の海綿状組織、水生植物の葉柄の通気組織などにみられる。
しょう‐げき【小隙】
1 わずかなすきま。 2 ちょっとした仲たがい。
すき【透き/隙】
1 物と物との間。間隙(かんげき)。すきま。「戸に—がある」「割り込む—もない」 2 引き続いている物事の絶え間。合間。ひま。「仕事の—をみつける」「手—のとき」 3 気のゆるみ。油断。また、つ...
すん‐げき【寸隙】
1 わずかのひま。 2 少しのすき。わずかのすきま。「—をつく」