あかり‐しょうじ【明(か)り障子】
格子に組んだ枠の片面だけに白い紙などを張り、明かりを取り入れやすくした障子。現在普通にいう障子のこと。あかりそうじ。
あずま‐しょうじ【東障子】
1 障子紙の代わりにガラスをはめた障子。 2 縦の組子を密にした障子。
あぶら‐しょうじ【油障子】
雨などを防ぐため油紙を張った障子。雨障子(あましょうじ)。
あま‐しょうじ【雨障子】
「油(あぶら)障子」に同じ。
あらうみ‐の‐そうじ【荒海の障子】
清涼殿の東の広庇(ひろびさし)の北にあった絹張りの衝立(ついたて)障子。表には荒海のほとりに立つ手長・足長の怪人図、裏には宇治の網代(あじろ)で氷魚(ひお)をとる図が描かれている。
うまがた‐の‐しょうじ【馬形の障子】
表に馬の絵、裏に騎馬でする打毬(だきゅう)の図を描いた、絹張りの衝立(ついたて)障子。清涼殿の西庇(にしびさし)の渡殿(わたどの)の北、台盤所(だいばんどころ)や朝餉(あさがれい)の簀(す)の子...
かけ‐しょうじ【掛(け)障子】
和室の小窓や下地窓の内側に、壁に折れ釘を打って掛ける障子。
かみ‐しょうじ【紙障子】
組格子に薄紙などを張った障子。明かり障子。→襖障子(ふすましょうじ)
からかみ‐しょうじ【唐紙障子】
唐紙1をはった襖障子。ふすま。からかみ。《季 冬》
ガラス‐しょうじ【ガラス障子】
障子紙の代わりにガラスをはめ込んだ障子。