ゆうせいせんじゅく【雄性先熟】
雌雄同体の動物で、雄性生殖器官の精巣などが、卵巣などの発達に先立って成熟すること。のちに卵巣も発達して両方をもつ個体となる場合と、精巣が退化して卵巣が発達する場合とがある。種子植物では、個々の花において、雄しべまたは雄花が先に成熟し、のちに雌しべまたは雌花が成熟することをさす。→雌性先熟
ゆうせいホルモン【雄性ホルモン】
脊椎動物の雄の性徴の発現・維持や精子形成などに関与するホルモン。主に精巣から分泌される。アンドロゲン。男性ホルモン。
ゆうせいはいぐうし【雄性配偶子】
有性生殖において、大きさや形が異なる異形配偶子のうち、小型で運動性がある雄性の配偶子のこと。ふつう、精子を指す。小配偶子。