し【雌】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]め めす 〈シ〉 1 めす。「雌雄」 2 めめしい。女性的。「雌伏」 〈め〉「雌牛・雌花」
し‐おう【雌黄】
1 「石黄(せきおう)」に同じ。 2 タイ・ベトナムなどに産するフクギ科植物からとった黄色の樹脂。黄色絵の具として日本画などで用いられる。草雌黄。藤黄(とうおう)。ガンボージ。 3 (昔中国で、...
し‐か【雌花】
「めばな」に同じ。⇔雄花(ゆうか)。
しき‐しょう【雌器床】
苔類の葉状体において、造卵器が形成される部位。雌器托。造卵器托。
しき‐たく【雌器托】
⇒雌器床
し‐ずい【雌蕊】
「めしべ」に同じ。⇔雄蕊(ゆうずい)。
し‐せい【雌性】
生物の雌に共通している性質。⇔雄性(ゆうせい)。
しせい‐せんじゅく【雌性先熟】
雌雄同体の動物で、卵巣などが先に発達・成熟すること。種子植物では、個々の花において、雌しべまたは雌花が先に成熟し、のちに雄しべまたは雄花が成熟することをさす。→雄性先熟
しせい‐はいぐうし【雌性配偶子】
有性生殖において、大きさや形が異なる異形配偶子のうち、大型で運動性がない雌性の配偶子のこと。ふつう、卵を指す。大配偶子。
しせい‐ホルモン【雌性ホルモン】
雌の特徴を発達させ、卵などの形成を促すホルモン。脊椎動物では卵巣から分泌され、発情ホルモン・黄体ホルモンがある。エストロゲン。女性ホルモン。