だ‐ちん【駄賃】
1 駄馬による運送の料金。転じて、品物の運送料。 2 使い走りなどの簡単な雑用に対して与える金品。「おつかいの—」
ちいさ‐わらわ【小さ童】
小さい子供。特に、宮中で雑用に使った子供。ちさわらわ。「或いは—、徳大寺などこれを用ふ」〈言継卿記・天文八年〉
ちゃ‐の‐ま【茶の間】
1 住居の中で、家族が食事やだんらんなどをする部屋。 2 茶室。 3 武家で1の雑用をつとめた女。茶の間女。「—の万がどれいと答へ出迎へば」〈浄・鑓の権三〉
ちゅうげん‐ほうし【中間法師】
雑用に使われる身分の低い法師。中間僧。「童部が法師になったるや、もしは—ばらにてありけるが」〈平家・二〉
ちゅう‐どうじ【中童子】
寺で、給仕や高僧の外出時の供などの雑用に使った12、3歳の少年。→大童子「鮮やかなる—、大童子、しかるべき大衆あまた御供して」〈義経記・六〉
ちゅう‐ろう【中老】
1 50歳ほどの年ごろ。また、その人。「—の品の好い細君は」〈花袋・田舎教師〉 2 武家の職名。 ㋐鎌倉・室町時代、引付衆(ひきつけしゅう)のこと。 ㋑豊臣時代、五大老・五奉行の中間にあって政務...
つかい‐みず【使い水】
雑用に使う水。「漸(ようよう)分った。—だ」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
て‐がみ【手紙】
1 用事などを記して、人に送る文書。書簡。書状。「—をしたためる」「置き—」 2 封書の郵便物。郵便葉書に対していう。 3 手元に置いて雑用に使う紙。半切り紙。
てら‐おとこ【寺男】
寺で雑用をする下男。
てら‐こしょう【寺小姓】
住職のそばに仕え、雑用を務めた少年。男色の相手ともなり、女が扮することもあった。寺若衆。ちご。