なん‐ぎょう【難業】
むずかしい事業。困難な仕事。「—を成し遂げる」
なん‐ぎょう【難行】
きわめて苦しい修行。自力によって悟りを開く修行。⇔易行(いぎょう)。
なんぎょう‐くぎょう【難行苦行】
[名](スル)悟りを開くため、種々の苦難に耐えて修行すること。また、ひどい苦労をすること。「—してようやく完成にこぎつける」
なんぎょう‐どう【難行道】
自力による修行をもって悟りの境地に達する方法。聖道門(しょうどうもん)。⇔易行道(いぎょうどう)。
なん‐く【難句】
むずかしくわかりにくい句。理解しにくい句。また、連歌で付けにくい句。
なん‐くせ【難癖】
非難すべき点。悪いところ。
難癖(なんくせ)を付(つ)・ける
ささいな欠点を見つけて大げさにとがめる。「製品に—・ける」
なん‐くん【難訓】
漢字の読み方がむずかしいこと。また、訓読するのがむずかしいこと。
なん‐け【難化】
仏語。衆生を教化(きょうけ)するのがむずかしいこと。
なん‐けん【難件】
処理のむずかしい事件や問題。