こく‐う【黒雨】
空を暗くするばかりに降る大雨。
こくふう‐はくう【黒風白雨】
《「白雨」はにわか雨のこと》激しい風が吹き荒れ、強い雨が降ること。
こ‐さめ【小雨】
少し降る雨。小降りの雨。また、細かい雨。「—に煙る港」⇔大雨。
こぬか‐あめ【小糠雨】
雨滴が霧のように細かい雨。ぬか雨。
ごう‐う【豪雨】
激しい勢いで大量に降る雨。雨量がきわだって多い雨にいう。「集中—」
ごふう‐じゅうう【五風十雨】
《5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降る意》 1 天気が順調で、農作のために都合がよいこと。 2 世の中が安泰であること。
さい‐う【細雨】
こまかい雨。ぬかあめ。きりさめ。
さいか‐う【催花雨】
春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨。
さくらしぐれ【桜時雨】
高安月郊による新歌舞伎。遊女吉野と豪商の息子三郎兵衛との恋を題材とする世話物。明治38年(1905)、京都南座にて初演。
さつき‐あめ【五月雨】
「さみだれ」に同じ。《季 夏》